土壌改良を安全に促進
小魚やエビなどの海産物を特殊な発酵技術により高温発酵させ、成分を抽出した発酵液体肥料であり、化学成分を使わず安心安全な商品となっております。※好熱菌など100種類以上の微生物が土壌環境を整えてくれます。
※好熱菌とは、海底火山や温泉の近くなど60℃以上の高温で活発に活動する極限生物です。厳しい環境にも耐えられるよう、非常に丈夫で常温菌にはない特別な機能を持っております。
どんなメリットがあるの?
楽農美人には発根促進、土壌改良効果、静菌効果、線虫対策の4つの働きがあります。
発根促進効果
楽農美人に含まれるペニバシラス属菌は植物体内に入り込み、植物成長ホルモンを作り出す能力が御座います!
土壌改良効果
楽農美人に含まれるペニバシラス属菌は植物体内に入り込み、植物成長ホルモンを作り出す能力が御座います!
1.栽培を続けると、化学肥料などが継続して投入されるため、特定の微生物しか存在しない土壌に変化します。
2.存在する微生物の種類が少ないと、カビ等の病害が広がり易い土壌になります。
3.楽農美人を散布する事で、少なくなっていた微生物が増え、元の土壌に回復していきます。
静菌作用
楽農美人に含まれる菌がイチュリンという抗菌物質を生産する事で、フザリウム属菌の一種に対して静菌作用がある事が分かっています。
バシラス属の菌を置いた周辺のみ、白い色のカビが生えておりません。
線虫対策
ネコブの数を抑制すると同時に発根を促進させる事で、地上部への障害を軽減させる事が期待できます。
楽農美人の使い方
楽農美人の使い方は、花卉(現在菊は確立されており、連作障害が出やすいトルコギキョウから知見を深めております)、果菜類、葉菜類、果樹の4種類があります。
菊(輪菊、小菊、スプレーギクなど)
●推奨使用量 10~15L/反・作 菊の種類によって希釈倍率が異なります
以下の行程をすべて行って頂く事で効果を発揮します。
1.土づくり | 定植前の圃場に8L/反の楽農美人原液を50~100Lの水に混ぜて散布 ※病害が酷い土壌の場合10~20Lをお使いください。 |
土壌中の微生物をコントロールし微生物が豊かな土壌にします。 | |
2.定植 | 挿し芽に楽農美人をどぶづけ※発根促進剤や殺菌剤との混用可能 全体を付ける場合:3000~4000培 切り口のみ浸す場合:1000倍 |
切り口からの発根を促進し、本圃への活着が良化します。 | |
3.かん水 | 定植後、ピンチ後に楽農美人500ml/反を1000倍希釈以上でかん水 ※可能であれば、1週間に1回実施して下さい。 |
植物の成長に重要な影響を与える根張りを促進し、本圃への活着が良好になります。 | |
4.葉面散布① | 薬剤散布時に楽農美人を毎回葉面散布 小菊・SP菊:4000倍希釈 輪菊:1000倍希釈 ※再電及び消灯後の花芽形成が鈍い場合は使用をお控え下さい。 ※農薬との混用可能 |
茎や葉の成長を促進し、花の重量が増加します。 | |
5.葉面散布② | 発蕾後に楽農美人を毎回葉面散布 一般的な小菊・SP菊:1000~1500培 伸びの良い小菊:4000倍 輪菊:1000倍 |
茎を太くすることで、大きくなった花を確り支え、曲りの無い菊になり、品質が向上します。 |
果菜類(トマト、胡瓜、茄子、ピーマン、苺など)
●推奨使用量 20~40L/反・作(※使用量は栽培期間・方法によって異なります)
以下の行程全てを行っていただくことで効果を発揮します。
1.土づくり | 定植前の圃場に、10L/反の楽農美人原液を50~100Lの水に混ぜて散布 |
土壌中の微生物をコントロールし、微生物が豊かな土壌にします。 | |
2.定植 | 楽農美人を1000倍希釈でどぶづけ(※発根促進剤や殺菌剤との混用可能) |
発根を促し圃場への活着を良好にします。 | |
3.かん水 | 1週間に1回、楽農美人500ml/反を1000倍希釈以上でかん水 |
植物の成長に重要な影響を与える根張りを促進し、樹勢が良好になります。 | |
4.葉面散布 | 薬剤散布時に、楽農美人を1000倍希釈で葉面散布(毎回)(※農薬との混用可能) |
成長を促しながら糸状菌に対する抵抗性の向上が期待できます。 |
注意!栄養成長がさかんになり過ぎた(樹ボケ、樹が暴れるなど)場合は濃度を薄くするか仕様を控えて下さい。
<育苗で使用する場合>
播種 | 楽農美人を500倍希釈した液に、種を含浸(※含浸条件は種によって異なり、事前にご確認を) |
発芽率を向上させ、良品率が向上します。 | |
育苗 | 楽農美人を1000倍希釈で毎回かん水(※根張り良すぎる時は様子見ながら施用量を調整) |
根張りが良く、徒長の少ない苗になります。 |
葉菜類(ほうれん草、小松菜、白菜など)
●推奨使用量 15~20L/反・作
以下の行程すべてを行って頂
1.土づくり | 定植前の圃場に、10L/反の楽農美人原液を50~100Lの水に混ぜて散布 |
土壌中の微生物をコントロールし、微生物が豊かな土壌にします。 | |
2.かん水 | 1週間に1回、楽農美人を1000~3000培希釈でかん水(※濃度が濃いほど病気には強くなります。) |
植物の成長に重要な影響を与える根張りを促進します。 | |
3.葉面散布 | 薬剤散布時に、楽農美人を1000倍希釈で毎回葉面散布(※農薬との混用可能) |
地上部の重量増加を促します。 |
注意!植物に掛ける場合は1000倍希釈より濃くしないでください。
果樹(梨、ブドウ、桃など)
●推奨使用量 1.5L/株(樹勢が回復しない株には3.5L)
1.灌注① | 春先の栽培開始時に、楽農美人1L/株を灌注(50倍希釈以上) |
2.灌注② | 灌注①の効果が薄い場合、2ヶ月後にもう1L、楽農美人を灌注(50倍希釈以上) |
3.灌注③ | 病気が出ている場合、お礼肥時に楽農美人1L/株を灌注(50倍希釈以上) |
4.葉面散布 | 薬剤等の資材と混ぜて、楽農美人を1000倍希釈で葉面散布 |
楽農美人事例実績
メーカーのHPから導入した事例実績をご確認する事が出来ます。
リンク先⇒ 楽農美人事例実績
最後に
現在、連作障害の出やすいトルコギキョウ生産者へ楽農美人を納めさせて頂き、数多くの利用結果を集め、安定した生産出荷が出来るようデータを集めております。
様々な品目を生産される生産者に向けて、経営の強い味方になるべく、また実証結果を踏まえたご提案が出来るよう準備を進めております。
引き続きお役に立てるアイテムを中心にご提案を続けて参りたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
商事部